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SIPS とは

SIPSの概要

経済産業省のご指導により、2009年度から進められてきたビジネスインフラ整備事業では大企業と 中小企業の双方が、業界や系列を超えて自由自在に情報交換や情報共有ができる「望ましい業界標準 EDI」構築のために「業界横断EDI仕様」を策定し、わが国製造業の情報共有基盤の構築が進められつつ あります。

そうした中、2011年に起きた東日本大震災やタイの洪水の影響で、必要な部品・材料の調達が できない企業が国内のみならず全世界的に広がる、いわゆるサプライチェーンの寸断が発生し、 多くの企業における部品・材料の調達に混乱が生じました。この国内およびグローバルなサプライチェーン の脆弱性に対処するためには、完成品メーカーから国内外に拡散しているサプライチェーンの末端の 部品・材料メーカーまで情報システムの活用が広がり、サプライチェーンにおける情報連携により全体最適 や安全性を追求できる基盤整備の必要性が改めて認識されました。

また、サプライチェーンにおける部品・材料の調達や製品の販売を商流とすれば、商流に必要なお金の 流れ金流もサプライチェーン情報基盤として重要です。サプライチェーンの動脈である商流と静脈である 金流がスムーズに流れるためには、金流と商流が同期するよう金流と商流の間で情報連携を行える 基盤整備が必要となっています。


一般社団法人サプライチェーン情報基盤研究会(SIPS)は、国内におけるビジネスインフラ構築を進めてきた次世代 EDI推進協議会の成果(業界横断EDI仕様V1.1)を継承し、グローバルな情報連携との相互運用性を保ち ながら、その成果を金流・商流の情報連携を含め、サプライチェーンに関る業務・業種に幅広く拡充してゆく 役割も担って、国連CEFACT日本委員会の下に設置された研究会です。